【惑星紹介】ホス

氷と雪に覆われた蒼白い色をした惑星、ホス。

ホスは、ホス系に属する6つの惑星の一つである。

アウターリムのアノート宙域に存在していて、惑星の中でも特に旅行客が少ない秘境的な惑星である。

むしろ、秘境というよりも不毛の地であると例えた方が伝わりやすいかもしれない。

ホスはその蒼白い見た目からわかるように、極寒の惑星となっており人間が生活をするには非常に厳しい環境を生み出している。

日中でも平均温度は-30℃を下回り、夜には-60℃にまで下がってしまう。

この様に、不毛の地であるという表現が相応しいホスにも生態系は存在している。

肉食性の捕食動物であるワンパ、ワンパの主要な食糧である草食性のトーントーンなど。

これらの生物達は、この極寒の地で厳しい環境を生き抜いているが、決してホスを取り巻く環境を好んでいるわけではなく、この不毛の地を生き抜いているのだ。

因みに、ホス系にあるその他5つの惑星には生態系が存在していない。

また、ホスの地表は氷で覆われているが一部には火山性の断層や活火山なども存在していて、実に様々な地形を持ち合わせている。

ホスには、赤道に沿って数百メートル程の深さを持つ氷の断層が存在している。

この断層の下には太陽の光すらも届かぬ薄暗い異空間が広がっている。

この薄暗い地底には、ラムニ・スパイスという菌糸類が生い茂っている。

このラムニ・スパイスという菌糸類は、希少価値が高く犯罪組織によって高値で取引されている。

この様にめったに人が訪れないホスは、海賊や密輸業者が使用する惑星としての側面もある。

しかし、全くその存在が知られていないわけでもなく、実際にはホスの地形に関する資料など、かなりの量の情報が保管されていた。

ホスは、銀河大戦中に共和国再建のための同盟がエコー基地を設置したことで有名となった。

この基地はヤヴィンの戦いの3年後に銀河帝国に発見され、その結果ホスの戦いを発生させた。

更にホスは、後に新シス大戦の際に再び戦場となるのであった。